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文大統領に「3不」要求して「3欠」犯した中国…4年前と違う風景

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

文在寅大統領が8日、青瓦台忠武室で中国CC-TVとインタビューをしている。(写真=青瓦台)

文在寅(ムン・ジェイン)大統領が3泊4日間の中国国賓訪問のために13日、北京首都空港を通じて中国に到着した。

文大統領は今回の訪中期間の間、中国の習近平国家主席と首脳会談をして中国西部開発の拠点地域である重慶を訪問し、現地に進出している韓国企業家を励ます予定だ。

だが、文大統領の初訪中は開始前から中国側の外交的欠礼論争に巻き込まれた。外国首脳の訪問形式の中で最も格の高い国賓訪問だが、本来習主席は文大統領が北京に到着した時、北京でない南京へ向かう。「国のお客さん」が来たのに国の代表である習主席は留守になっているわけだ。先月7~8日、韓国を国賓訪問したドナルド・トランプ米国大統領が出国をする時、東南アジア歴訪を離れる文大統領が乗った「空軍1号機」がトランプ大統領が乗った「エアフォースワン」の離陸を確認した後出国したのは国賓に対する優遇の意味だった。


中国経済の指令塔であり、序列2位である李克強首相との会談が当初推進していた午餐の形式でない遅い午後の面談形式に決定されたのも冷遇だという指摘が出ている。文大統領と李克強首相は先月13日、東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議が開かれたフィリピン・マニラで会談をした。そのため、今回中国に行っては共に食事をしながら親密な関係を築く手順を韓国側が期待したが、不発になった。

このような中国側の態度は高高度ミサイル防衛(THAAD)体系配備問題をめぐるわだかまりが残ったのが影響を及ぼしたという見方が出ている。1994年金泳三(キム・ヨンサム)元大統領以降23年ぶりに韓国大統領の就任後初めての訪中で共同声明を採択せず、共同報道発表さえしないのもTHAAD問題とつながっている。中国官営CC-TVが11日に放映した文大統領とのインタビューはさらに露骨だった。キャスターはTHAAD配備に関する質問に集中し、「中国語には『言必信行必果(言葉には必ず信用があり、行動には必ず結果がなければならない)』という言葉がある」とし、カメラの前で「3不」に対する立場を明らかにしてほしいと求めた。3不とは▼韓国が米国のミサイル防衛(MD)体系に参加しない▼THAADの追加配備置を検討しない▼韓日米安保協力が軍事同盟に発展しないという内容でTHAAD配備をめぐる韓中対立を解決していく過程で康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が提示した原則で中国は「約束」という表現を使っており、韓国は「立場」と表現している。

このように今回の文大統領の訪中はTHAAD対立が発生する前である2013年6月朴に槿恵(パク・クネ)前大統領が中国を初訪問した時とは全く違う雰囲気で始まっている。文大統領が15日、北京大学で演説をした後、中国メディアの反応にも注目が集まっている。



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