クレーン船が3日午後、仁川市霊興島付近の海上で釣り船「ソンチャン1号」(9.77トン)を引き揚げている。「ソンチャン1号」はこの日午前6時9分ごろ、霊興大橋南西1マイル(1.6キロ)の海上で給油船「ミョンジン15号」(336トン)と衝突して転覆した。この事故で釣り船に乗っていた22人のうち13人が死亡、船長オさんを含む2人が行方不明になった。救助された7人は病院で治療を受けている。
この事故で「ソンチャン1号」に乗っていた22人のうち13人が死亡、船長オさん(70)ら2人が行方不明となった。転覆した船内のエアポケットから救助された3人を含む7人はキル病院とシファ病院で治療を受けている。衝突事故直後の衝撃で船内に14人が閉じ込められて速かに脱出できず、海水が冷たく低体温症も被害を増やしたと分析される。この日午後に引き揚げされた「ソンチャン1号」から行方不明者は発見されなかった。「ソンチャン1号」より30倍ほど大きい「ミョンジン15号」では人命被害がなかった。
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