国連安全保障理事会が２９日（以下、現地時間）午後、米ニューヨーク国連本部で北朝鮮の弾道ミサイル発射に関連した緊急会議を開催することが伝えられた。

韓日米３カ国が２８日、北朝鮮のミサイル挑発直後に安保理緊急会議の招集を要請したことに伴うものだ。

安保理会議は通常午後３時（日本時間３０日午前５時）に始まるが、議題の順番によっては北朝鮮関連のものは多少先送りされる可能性もある。この日、北朝鮮のミサイル発射を糾弾する議長声明あるいはメディア声明が採択されるものと予想される。


これに先立ち、北朝鮮は２９日午前３時１７分ごろ（以下、日本時間）、大陸間弾道ミサイル（ＩＣＢＭ）級と推定される長距離弾道ミサイルを発射した。高度は約４５００キロメートル、予想飛行距離は約９６０キロメートルと分析されている。