除隊した歌手イ・スンギが、言葉にし尽くせなかった転役の挨拶を改めて伝えた。

イ・スンギは２日、自身の公式ファンコミュニティに「皆さんの元に再び帰ってきたイ・スンギです」というタイトルの文章を残した。

イ・スンギは「意外に淡々とクールに入った軍隊は思ったよりも容易ではなかった。初日に一緒に入所した同期たち（もちろん私と１０歳ほどの年の差がある）と一列に並んで横になり、赤い就寝灯を見つめながら、そうやって２時間はぼうっとしていたかもしれない」と綴った。


続いて「期待の中で修了式が近づき、自隊配置になったところは、他でもない特殊戦司令部、別名特戦司と呼ばれるところだった。その時、特戦司という言葉を初めて聞き、どのような任務を遂行する部隊なのか全然知らなかったのでそれほど慌てなかったが、その部隊の一員になるために必ず修了しなければならない空輸訓練、その他の訓練所では聞いたこともない訓練など、途方もなくキツそうなベールに包まれた部隊であることを知ったあとは、高所恐怖症のせいで自分にはできそうにないと思い、他の部隊に再配置できる方法はないか話をしてみたところで軍隊は上司の命令に絶対服従。その上、公正にコンピュータシステムで配置された人事命令が変わる訳もなく、これ以上ない恐怖を抱きながら特殊戦司令部配下の第１３空輸特戦旅団で軍服務をすることになった」と説明した。

イ・スンギは「私はすでにエネルギーに満ちている。この健康なエネルギーを自分が得意なことに使いたい。ファンの中にも心配している方々がいらっしゃることを知っている。だが、これからすることは自分がやりたくて、一番得意なことを優先順位を付けて決めようと思う。個人的には、来年になる前にブラウン管を通じてご挨拶するという希望がかなえばと思う。テレビに復帰するその瞬間まで、一生懸命に体力管理をして、うんざりするほどこの姿をお見せするという言葉が偽りでないことを証明してみせる」と伝えた。

一方、イ・スンギは２０１６年２月１日に入隊し、陸軍特殊戦司令部第１３空輸特戦旅団、通称黒豹部隊で２１カ月間の軍服務を終えた。復帰作はｔｖＮ土日ドラマ『花遊記』。