空母「ミンスク」。スクラップの用途で韓国に売却された。ひどく錆つき、武装機能は破壊されていた。しかし外観と骨組みの損傷は大きくなかった。生まれ変わる潜在力は少なくなかった。その時期、中国はウクライナから空母(「ワリャーグ」)を買い取った。その船を10余年後に再誕生させた。中国初の空母「遼寧」だ。「ミンスク」は「遼寧」と比較される。両空母の原籍はソ連。「ミンスク」のエピソードはこうだ。
91年12月、ソ連が崩壊した。国が混乱すれば軍事力の維持は難しい。94年のロシアの決定は空母の放棄と退役。海外入札にかけた。売りに出された太平洋艦隊の空母は「ミンスク」と「ノヴォロシースク」だ。両空母は威力的な戦略資産だった。世界33社が入札した。韓国の中堅貿易会社(英流通)が落札した。チョ・ドクヨン英流通会長は産業化時代の挑戦と闘志を持っていた。
91年12月、ソ連が崩壊した。国が混乱すれば軍事力の維持は難しい。94年のロシアの決定は空母の放棄と退役。海外入札にかけた。売りに出された太平洋艦隊の空母は「ミンスク」と「ノヴォロシースク」だ。両空母は威力的な戦略資産だった。世界33社が入札した。韓国の中堅貿易会社(英流通)が落札した。チョ・ドクヨン英流通会長は産業化時代の挑戦と闘志を持っていた。
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