メキシコ政府が北朝鮮の核実験を理由に自国の駐在北朝鮮大使を追放する命令を下した。

７日（現地時間）、メキシコ外交部は声明を通じて「我々は今回の外交措置を通じて、国際法を違反しアジア地域と世界中に深刻な脅威を与えた北朝鮮の最近の核関連活動に対して『絶対的な反対』を表明する」と明らかにした。

続けて「最近の数カ月間で北朝鮮は核実験、長距離弾道ミサイル発射など国際法および国連安保理決議に対する明白な違反を行った」とし、「北朝鮮の核関連活動は国際平和と安保を大きく害し、韓国や日本などメキシコの核心的友邦を含む領域内国家にとって重大な脅威だ」と強調した。


メキシコはキム・ヒョンギル北朝鮮大使をペルソナ・ノン・グラータ（好ましからざる人物）に指定し、７２時間以内に出国することを命じた。今月１１日前後に国連安保理の対北朝鮮制裁決議案の表決を控えている中、メキシコのこのような措置が世間の注目を集めている。