「強制的に本大会進出を決められた感じ」。「シリアが本大会に行くべきだった」。

６日のロシアワールドカップ（Ｗ杯）アジア最終予選Ａ組第１０戦、韓国－ウズベキスタン戦を見たサッカーファンの反応だ。睡眠時間を削って試合を見守ったファンは９大会連続Ｗ杯本大会進出の喜びよりも、競技力に対する不満を吐露した。

サッカー韓国代表は６日、ウズベキスタン・タシケントのブニョドコルスタジアムで２０１８ロシアＷ杯アジア最終予選Ａ組の最終戦を行い、ウズベキスタンと０－０で引き分けた。４勝３敗３分け、勝ち点１５の韓国は、同じ時間にＡ組１位のイラン（勝ち点２２）と２－２で引き分けたシリア（勝ち点１３）とウズベキスタン（勝ち点１３）を抑えて、辛くも組２位でＷ杯本大会進出を決めた。


ロシアＷ杯アジア最終予選は各組１、２位が本大会に直行し、各組３位がプレーオフ（ＰＯ）を通じて本大会進出を目指す。場合の数を考える必要がない「勝利」を期待していたサッカーファンは、ウズベキスタン戦がスコアレスドローで終わったことに不満を隠せなかった。

ポータルサイトの掲示板には「イランに感謝するべき」「ウズベキスタンにも勝てず何のＷ杯だ」などのコメントが載せられた。「本大会進出は祝うが…残念」「これほど苦戦するとは思わなかった。この競技力で本大会に行けば期待できない」など本大会の成績を悲観的に予想する意見も多かった。あるファンは「このまま本大会に行けば３戦全敗になる。どうせ行くのなら徹底的に準備しよう」とコメントした。