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韓国系米国人俳優、「アジア系俳優の権益のために戦い続けたい」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

俳優ダニエル・デイ・キム。

賃金差別問題で米CBSドラマを降板したハリウッドのアジア俳優に対する差別論争を巻き起こした韓国系米国人俳優、ダニエル・デイ・キム(Daniel Dae Kim)が30日、ソウル三成洞(サムソンドン)COEXで記者会見を行った。韓国コンテンツ振興院の主催で開かれる放送・映像コンテンツマーケット「国際放送映像見本市(BCWW)2017」に参加した。

2010年からCBS人気ドラマ『HAWAII FIVE-0』の主役を演じてきた彼は先月、もう一人の韓国系女優グレース・パクと共にこのドラマを自ら降板した。同僚の白人俳優のような水準の出演料を支給してほしいという要請を断られたためだ。当時の事件は米国でも大きな波紋を呼んだ。「米国でそれでも成功したキャリアを積んだ私がこのようなことを話せないなら、誰がするでしょうか。米国内の韓国をはじめとするアジア系俳優の権益のために、今までのように今後とも戦い続けたいです」

彼はハリウッド内の人種問題は根深いが、少しずつ変化も生じていると話した。最近、映画『ヘルボーイ』に日本人の役割としてキャスティングされた白人俳優が自主的に降板したことを例にあげた。「白人俳優が自らアジア人の役割をやめたのは今回が初めてで、とても重要な事件」と強調した。

2014年製作会社「3AD」を設立したダニエル・デイ・キムは韓国ドラマ『グッド・ドクター』の米国版製作者の資格で今回の行事に参加した。『グッド・ドクター』は米国でリメークされて地上波で放映される最初の韓国ドラマだ。9月25日、ABCで放映され、現在のカナダ・バンクーバーで撮影中だ。

彼は「米国の医学ドラマがほとんど能力が優れた“スーパードクター”の話である一方、『グッド・ドクター』は医師自身が自閉という胎生的障害と弱点があり、それを克服していくストーリーで独特ながらも共感できる話だ」と話した。先輩が後輩を殴るなど医師の先輩・後輩間の厳しい関係や飲酒文化などは米国文化に合わず脚色したが、中心的なストーリーとキャラクターはそのまま生かした。原作で俳優チュ・ウォンが演じた主人公の名前「シオン」もそのまま生かして「ショーン」にした。

韓国ドラマの魅力として「悲しみであれ喜びであれ、すべての感情を100%発散するという点」を挙げた。彼は「私の周りの本当に多くの人々が韓国ドラマを楽しんで見ている」と伝えた。釜山(プサン)で生まれて2歳の時に渡米したダニエル・デイ・キムはこれまで『LOST』『ER緊急救命室』『24-TWENTY FOUR-』『CSI:科学捜査班』など米国の人気ドラマに出演した。

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