5月の「ミニットマン3」試験発射場面。(米空軍)
ニューヨークタイムズなどによると、米空軍は午前2時10分にカリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地で弾頭を搭載していない「ミニットマン3」を発射、約6700キロを飛行してマーシャル群島のクエゼリン環礁に命中した。
米空軍は公式発表文で「今回の試験発射は最近の北朝鮮の行動への対応ではないが、米国の核プログラムが安全かつ確実で、効率的だということを証明した」とし「また米国と米国の同盟国に対する攻撃を十分に抑止し、探知、防御する準備ができているという点も確認した」と明らかにした。
発表文は今回の試験について「ICBM武器の正確性と信頼度を確認し、効率的な核抑止などをよりいっそう確実にできるよう価値のあるデータを提供するためのものだ」と意味付けした。
米空軍の「ミニットマン3」試験発射は今年に入って4回目で、すべて成功している。海外メディアは「試験発射はすでに計画されていたものだが、北朝鮮が最近ICBM級を試験発射し、中国が米国の圧力に反発する状況で行われ、注目を引いた」と報じた。
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