その間、米国が北朝鮮に対する攻撃を暗示したことはあるが、「軍事的オプションも排除しない」という程度だった。今回のように北朝鮮との戦争を具体的に、それも米大統領が自ら発言したことはなかった。前後の脈絡がどうであれ、トランプ大統領の頭の中にこうした韓半島(朝鮮半島)戦争シナリオが存在するという事実だけでもぞっとする。トランプ大統領は数千人というが、韓半島で戦争が発生すれば数十万-数百万人が死亡することになるはずだ。
ただ、同じ時間にティラーソン国務長官は正反対の発言をしたという事実にも注目しなければいけない。ティラーソン長官はこの日、「米国は北朝鮮の敵でも脅威でもないことを伝えるために努力している」とし「北朝鮮が望む安保と経済的繁栄に関連し、未来について対話することを望む」と明らかにした。米国の対外政策のナンバー1とナンバー2が完全に違う対北朝鮮メッセージを出したのだ。
ただ、同じ時間にティラーソン国務長官は正反対の発言をしたという事実にも注目しなければいけない。ティラーソン長官はこの日、「米国は北朝鮮の敵でも脅威でもないことを伝えるために努力している」とし「北朝鮮が望む安保と経済的繁栄に関連し、未来について対話することを望む」と明らかにした。米国の対外政策のナンバー1とナンバー2が完全に違う対北朝鮮メッセージを出したのだ。
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