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金正恩委員長の友人ロッドマン 「殿堂」から追放も

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
5回も北朝鮮を訪問した米プロバスケットボールNBAスターのデニス・ロッドマン(56)をバスケットボールの「名誉の殿堂」から除外しようという主張が米国で出ている。北朝鮮に拘束され、昏睡状態で解放された米国人大学生オットー・ワームビア氏が19日に死亡したことで、米国の世論が悪化している。

USAトゥデイは21日、「米国の非営利団体の共産主義犠牲者追悼財団(VOC)がロッドマンの殿堂入りを取り消すべきだというオンライン請願を始めた」と伝えた。

NBA優勝5回、リバウンド1位7回、最優秀守備選手賞2回など華麗な経歴を誇るロッドマンは2011年に殿堂入りした。選手時代から「悪童」と呼ばれたロッドマンは引退後にも奇行が続いた。ロッドマンは2013年、ハーレム・グローブ・トロッターズというエキジビションチームの一員として平壌(ピョンヤン)を訪問し、金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長と関係を深めた。2014年には金委員長に誕生日の歌を歌ったりもした。


ロッドマンは先週、また平壌を訪問し、北朝鮮の女子バスケットチームに会い、金日成(キム・イルソン)主席の生家・万景台(マンギョンデ)と動物園を訪問した。ロッドマンの旅行は、ほぼ同じ時期に昏睡状態で解放されたワームビア氏の残酷な姿と比較された。17日に中国北京首都国際空港に到着したロッドマンは「素晴らしい旅行だった」としながらも「ワームビア氏の家族のために祈る」と語った。

「ワームビア氏は北朝鮮政権によって殺害された」と主張するメリアン・スミスVOC理事は「金正恩委員長を擁護するロッドマンは米国旅行客に北朝鮮が危険なところだという事実を忘れさせる。ロッドマンを殿堂から除外すれば米国人が北朝鮮に同じ声を出すというメッセージを与えるだろう」と述べた。



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