2012年、窃盗犯の手によって対馬の寺院から韓国に持ち込まれた仏像の所有権を確定させるための控訴審裁判で、裁判所は検察側に日本にある結縁文の真偽の調査に協力するよう注文した。
13日、大田(テジョン)高裁の審理で開かれた金銅観世音菩薩坐像引き渡し請求訴訟控訴審裁判で、浮石寺(プソクサ)側は「これに先立ち、仏像を盗んだ刑事事件に対する調査過程で、検察は仏像が本物であることを認めて公判に臨んだが、今になって偽物だと言っている」と主張した。
検察側は「当時は仏像が本物であることを認めたもので、今回の裁判で争点になっている結縁文を本物だと認めたわけではない」と反論した。
これについて、裁判所は結縁文の真偽に対して検察の立証責任を一部注文した。裁判所は「仏像の所有権を主張する原告側に結縁文の真偽を立証する責任がある」とし「だが、原告の浮石寺は個人で、被告は国家であり外交的事案という点で、被告が結縁文の真偽の立証に協力してほしい」と伝えた。
13日、大田(テジョン)高裁の審理で開かれた金銅観世音菩薩坐像引き渡し請求訴訟控訴審裁判で、浮石寺(プソクサ)側は「これに先立ち、仏像を盗んだ刑事事件に対する調査過程で、検察は仏像が本物であることを認めて公判に臨んだが、今になって偽物だと言っている」と主張した。
検察側は「当時は仏像が本物であることを認めたもので、今回の裁判で争点になっている結縁文を本物だと認めたわけではない」と反論した。
これについて、裁判所は結縁文の真偽に対して検察の立証責任を一部注文した。裁判所は「仏像の所有権を主張する原告側に結縁文の真偽を立証する責任がある」とし「だが、原告の浮石寺は個人で、被告は国家であり外交的事案という点で、被告が結縁文の真偽の立証に協力してほしい」と伝えた。
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