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サムスンのスマートフォン、日本でなぜ力を発揮できないのか

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
市場調査会社のストラテジーアナリティクス(SA)が22日に明らかにしたところによると、1-3月期に日本市場でサムスン電子のスマートフォンのシェアは3.8%で5位にとどまった。サムスンの墜落の裏にはアップルの善戦がある。iPhoneの1-3月期の日本市場でのシェアは51.3%に達した。アップルはiPhone7シリーズを発売した昨年4-6月期に初めて四半期シェア50%を突破した。

日本だけではない。SAによるとサムスン電子は中国のスマートフォン市場でも1-3月期に3.1%のシェアを記録し8位に落ちた。昨年1-3月期のシェア6.7%が1年で半減した。ファーウェイ、OPPO、vivo、シャオミのような現地企業だけでなく、アップルのシェア7.7%にも大きく及ばなかった。

中国と日本でサムスン電子のスマートフォンが売れない理由は何か。微妙な競争心理が原因のひとつとみられる。電子業界関係者は「韓日中の国民は競争的に『われわれの技術の方が優れている』という自負心があり、お互いの製品を排斥したりする。米国製品にはこうした拒否感がないものとみられる」と話す。


「自国製品選好現象」も原因のひとつだ。世界のスマートフォン市場で振るわない日本のスマートフォンブランドも自国市場では強い。1-3月期基準でソニーが13.5%、富士通が5.9%、シャープが4.1%と日本市場の2~4位を占めた。

1-3月期の中国のスマートフォン市場では、ジオニー、メイズのような現地新興メーカーまでサムスン電子を抜いた。HMC投資証券のノ・グンチャン研究委員は「現地メーカーが有利なアフターサービス条件も無視できない理由」と話した。

こうした状況のためサムスン電子も日本と中国市場には相対的に力をあまり注いでいない。新製品「ギャラクシーS8」の場合、18日になって中国での販売が始まり、日本ではまだ発売もされていない。ある移動通信業界関係者は「一時サムスンが日本でプロモーションを強化したことがあったが、大きな収穫はないと判断して欧米市場にマーケティングを集中するものと承知している」と説明した。



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