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北朝鮮「米国がわれわれを試すなら本当の戦争味わうことになる」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

金正恩委員長が本格的な火力訓練に先立ち黒いベンツに乗り部隊を査閲した(写真=朝鮮中央テレビキャプチャー)

北朝鮮国営朝鮮中央通信は29日、米トランプ政権の強力な対北朝鮮警告に対し、「われわれの正義の核と無敵の軍事力の前に戦慄した者たちの脆弱性を見せるもの。その程度に驚くわれわれではない」と明らかにした。

この日朝鮮中央通信は「強者には虚勢は通じない」という見出しの論評で、「米国がいつになく虚勢を張りもがいているのは彼らの強大性を見せるものではない」としてこのように主張した。

続けてペンス米副大統領に対し、「力が弱い民族を選んで打撃し力自慢をする米国の中身のない空元気」とこき下ろした。


ペンス副大統領は先日の訪韓時に「北朝鮮はわれわれの大統領(トランプ)の決議を試さない方が良いだろう」と警告していた。

朝鮮中央通信は北朝鮮が水爆から大陸間弾道ミサイル(ICBM)まで持つことは、すべてを持ち高度な激動状態にあるとし、「どのような挑発にも喜んで対応する準備ができている」と強調した。

その上で、「警告するが米国が社会主義祖国を守護しようとするわが軍隊と人民の意志をあえて試そうとするならば本当の戦争を味わうことになるだろう」と威嚇した。

ティラーソン米国務長官は28日にニューヨークの国連本部で安全保障理事会北朝鮮核問題閣僚級会議を主宰し、中国企業・金融機関などを狙った「セカンダリーボイコット」(第三者制裁)の即時履行の意志を示す、一方国連加盟国が北朝鮮との外交関係を格下げすべきと促し北朝鮮を圧迫した。

その後北朝鮮は29日午前5時30分ごろに平安南道北倉(ピョンアンナムド・プクチャン)一帯から北東に向け弾道ミサイル1発を発射したが、最大高度71キロメートルまで上がり数分間飛行して空中爆発し、残骸は海上に落ちたものと把握された。



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