朴槿恵大統領に対する非難を浴びせる19日の朝鮮中央テレビ(写真=朝鮮中央テレビキャプチャー)
労働新聞は15日に朴槿恵大統領が光復節の祝辞で明らかにしたアジェンダに対しても露骨に非難した。高高度防衛ミサイル(THAAD)に対しては「外勢のご機嫌を取って民族に最後まで反逆するという露骨な宣言」、朴大統領が北朝鮮の人権問題を指摘したことに対しては「尊厳高いわが共和国の果敢にも曇らせようとして発狂したもの」と反発した。新聞は朴大統領に対し「青瓦台ばあさん」「特等売国奴」「青瓦台悪女」「親米親日逆賊」など、これまで使われてきた各種悪口と非難の表現をすべて集大成して使った。さらに朴大統領の父親である朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領に対しても「抗日運動弾圧で先頭に立った特等日本人の後裔」という表現を使った。
朝鮮中央通信もやはり「事大売国奴の避けられない運命」と題する記事を通じ朴大統領非難に熱を上げた。通信はTHAAD問題に対しては「唯一超大国の地位を守ろうとする米国のあがき的な策動に朴槿恵が主役に出て乙未事変と同じ状況に行こうとしている」とさげすんだ。通信はまた「同族対決の新たな謀略劇」と題する論評で、亡命したテ公使に対しても未成年者への性暴行などの単語を盛り込んで非難を浴びせた。
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