文在寅（ムン・ジェイン）「共に民主党」大統領選候補が公式の選挙運動初日である１７日、「私の人生最後の挑戦になるだろう」とし、「私が持っているすべてのものをささげたい」と覚悟を明かした。

文候補はこの日、ソーシャルネットワーキングサービス（ＳＮＳ）に公開した動画で「愛する国民の皆さま、私はきょう、旅に出る。２２日間の大長征に出る。その道の終わりで大韓民国の運命が分かれるだろう」と話した。

文候補は「これ以上、私の愛する祖国である大韓民国と我が国民を苦労させない」とし「過去５年間、ひたすら今回のレースに向けて準備を重ねてきた。もっときたえ、もっと強くなり、きょうを待ってきた」とした。


引き続き「２０年前のきょう、４月１７日に最高裁判所は歴史的判決を下した。粛軍クーデターをクーデターと規定し、前職大統領を反乱首魁と断罪した」とし、「光州事件が名誉を取り戻し、憲法の歴史が正された日」と付け加えた。

それと同時に「きょうから始まる今回の大統領選も歴史を正しく立て直す出発点にならなければならない」とし、「私は今回の大統領選を歴史に残る大統領選にしたい」と話した。

文候補は「全国的な支持を受けた最初の大統領、大統領弾劾状況を克服して民主的憲政秩序を立てた最初の大統領、１５年・２０年の民主政治の改革の枠組みを作った最初の大統領、一時代の終焉を告げて時代交代・政治交代・世代交代の扉を開いた最初の大統領、そのような大統領を作った歴史的大統領選にしたい」とし、「切実な願い」と繰り返した。

彼は「その道をひたすら国民だけを見て、国民だけを信じていく」とし、「ここまで来られたのも国民のおかげで、前へ進む理由も国民。必ず勝つだろう」とした。