韓国政府が２０２０年に発射予定の次世代小型衛星２号の開発に着手する。

６日、韓国未来創造科学部と韓国科学技術院（ＫＡＩＳＴ）は、次世代小型衛星２号事業着手のキックオフミーティングをＫＡＩＳＴ人工衛星研究所で開催すると明らかにした。

未来創造科学部は今回の衛星の開発を通じて、宇宙技術ロードマップ２００大重点技術に該当する「小型Ｘ－帯域映像レーダー」搭載体技術を開発する予定だ。また、宇宙核心技術事業による成果を宇宙環境で直接検証し、韓国技術の実用化も支援する計画だ。


また、宇宙科学研究目的の搭載体を公募・開発して、創意的かつ学術的価値が高い宇宙科学研究の支援も行っていく。大学院生や修・博士級人材が衛星開発に参加して教育を受けられる現場オーダーメード型人材養成プログラムを運営する予定だ。

次世代小型衛星２号は、２０２０年下半期の発射を目指し、ことし３月から２０２０年１２月までに計２９７億ウォン（約２９億円）の予算が投じられて開発される。システム、本体および搭載体などの設計・組立・試験・検証など、全過程を韓国の独自技術で開発する計画だ。