米軍が2013年9月、ハワイ近隣の島でTHAAD迎撃用ミサイル試験発射を実施した。(写真=米国防総省)
シン研究委員が『米国のBMD(ミサイル防衛)システムとTHAAD、我々の選択は?』というテーマで発表した資料を見ると、米国は衛星、地上および海上基盤レーダー、イージス艦などを使用し、全世界を包括する監視網を細かく構築している。米国はすでに在韓米軍に配備されるTHAADの迎撃用レーダー(探知距離600キロ)より探知距離が長い(1800キロ)レーダーを米国本土の外に配備している。トルコとイスラエルに配備された早期警報レーダーは欧州地域を防御し、中東地域はカタール、太平洋地域防御は日本(車力、経ヶ岬)に位置したレーダーの支援を受ける。特に台湾に配備したレーダー(PAVE PAWS)の探知距離は5500キロまで可能で、中国地域の大半を監視している。
中国、韓国を信用できない…THAAD配備すれば中国軍の移動も(2)
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