2隻のバージ船に固定させて運搬されたセウォル号が24日夜、全羅南道珍島沖の半潜水型運搬船に積載されている。25日午前4時10分に積載作業が完了したことで、今後は船内の水と汚染物質を除去する作業が3日間行われる予定だ。その後、木浦新港まで移動するのに一日ほどかかると予想される。
セウォル号が半潜水式の運搬船に安全に積載されたことを受け、25日には半潜水船が浮かび上がりセウォル号船体全体が姿を現すとみられる。その後3日間ほどセウォル号内の水と残存する油を取り出し、船体を半潜水船に固定する作業をする。続いてセウォル号を積載した半潜水船は木浦(モクポ)新港に移動する。ファン・テシク海洋構造協会事務総長は「セウォル号が半潜水船に積まれれば、その後の過程は貨物船に荷物を積んで港に下ろすのと同じ」とし「木浦新港への移動および陸揚げはそれほど難しくないだろう」と述べた。韓国哨戒艦「天安」引き揚げ作業に参加したチョン・ホウォン88水中開発副社長も「セウォル号の積載地点から木浦新港までの区間は海水の流れが速くない」とし「春なので強風も吹かず、運送過程に危険要素はないと見ることができる」と話した。
この記事を読んで…