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中国の電気自動車鎖国…現代車、現地化で突破選んだ(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
中国の「電気自動車(EV)鎖国」政策が現代自動車の電気自動車発売戦略を思いのままにしている。中国の政策に合わせて「中国現地で作り、中国製バッテリーを搭載した、中国だけで販売する」電気自動車を生産することにしたのだ。

現代車の中国現地法人の北京現代車が中国現地戦略車種である「悦動(韓国名アバンテ)」電気自動車を今年の下半期から北京第3工場で生産することにしたもので、9日に確認された。来年上半期に発売予定だ。現代車が中国市場に電気自動車を発売するのは悦動が初めてだ。

現代車は中国・インド・ロシアなど内需が大きい新興国では現地の需要に合わせて開発・生産した現地戦略車を作ってきた。悦動はアバンテHDをベースに大きく派手なデザインが好きな中国人の好みに合わせて改善して作った現地戦略車だ。2008年に第1世代の悦動を発売した後、現在まで130万台以上売れている。


昨年11月に広州モーターショーで初めて公開した第2世代のフルチェンジ・ガソリンモデルは今年前半期に発売する予定だ。悦動電気自動車は2世代新車の電気自動車バージョンだ。

悦動電気自動車の生産は「意味ある第一歩」というよりは中国の「電気自動車鎖国」の余波だ。ひとまず悦動電気自動車にはLG化学・サムスンSDI・SKイノベーションのような韓国製バッテリーの代わりに中国製バッテリーを搭載する。品質面で世界最高水準である韓国製の代わりに中国製バッテリーを選んだ。また、現代車はアバンテの発売からしばらくして現地戦略車に改造して中国市場に発売する戦略を駆使してきたが、今度はアバンテでも試みていない電気自動車を悦動で初めて作る。そうしなければならなかった「変数」があるということだ。

変数とは連日攻勢の程度が高まる中国政府の電気自動車鎖国政策だ。中国政府は昨年6月に自国の政府認証を通過したバッテリーを装着した電気自動車にのみ補助金を支給すると発表した。当時LG化学・サムスンSDIが認証を申請したが却下された。中国政府は「現地生産履歴1年以上」や「年間生産能力80億ワット時(Wh)以上」のような認証基準を押し出した。しかし、当時韓国企業は生産履歴が1年に満たなかっただけでなく年間生産能力もそれぞれ年間20億~30億ワット時水準だった。改正案のとおりだと基準を満たす会社は中国1位業者である比亜迪(BYD)くらいだった。中国では補助金が電気自動車値の半分に及ぶ。補助金を受けることができなければ、事実上販売が難しい。悦動に中国製バッテリーを搭載する理由だ。



中国の電気自動車鎖国…現代車、現地化で突破選んだ(2)

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