旅行やボランティア活動で現地を訪れ、余裕があって情熱的に生きる姿に惚れたという青年も少なくなかった。ブラジル文化も人気があった。サッカー留学を考える若者も、サンバやボサノバのようなブラジル音楽を愛する学生も見られた。人々が温かく愉快なブラジル人のおかげで、国そのものを好きになったという人もいた。特に、現地の地方でボランティア活動をした学生は、新年に町の人々が集まっていろいろな話をしたりハグをしたり、ついには感激の涙まで共に流したりする様子を見て感動したと言った。ブラジル人も韓国人と同じくらい情が深いため、身近に感じられるという言葉に思わず笑顔になった。
正直、ブラジル人として祖国が恥ずかしい時がたまにあった。経済は不安定で不正腐敗が多く、大統領が弾劾されるなど多くの混乱がブラジルを埋め尽くした。ブラジル青年たちは失望と挫折を繰り返した。国を信じることができず、希望を抱くようなことはなかった。批判とあきらめだけがあふれていた。いつからか思わずそのような考えに少しずつ染まっていたのは事実だった。だが、ブラジルの人々や文化はもちろん、国自体も好きだという韓国の学生たちを見て、自国の長所を新たに思い出すことができた。情が深く、競争よりも小さな幸福を追求することができる国民。誰でも包容できる自由で開放的な国、ブラジル。外国人の目線で見れば、ブラジルはそれほど醜い国でも、悪い国でもなかった。たくさんの長所を持ち合わせた素敵な国だった。
正直、ブラジル人として祖国が恥ずかしい時がたまにあった。経済は不安定で不正腐敗が多く、大統領が弾劾されるなど多くの混乱がブラジルを埋め尽くした。ブラジル青年たちは失望と挫折を繰り返した。国を信じることができず、希望を抱くようなことはなかった。批判とあきらめだけがあふれていた。いつからか思わずそのような考えに少しずつ染まっていたのは事実だった。だが、ブラジルの人々や文化はもちろん、国自体も好きだという韓国の学生たちを見て、自国の長所を新たに思い出すことができた。情が深く、競争よりも小さな幸福を追求することができる国民。誰でも包容できる自由で開放的な国、ブラジル。外国人の目線で見れば、ブラジルはそれほど醜い国でも、悪い国でもなかった。たくさんの長所を持ち合わせた素敵な国だった。
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