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中国のTHAAD報復…韓国との軍事協力も中断

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国と米国が昨年7月、在韓米軍の高高度ミサイル防衛(THAAD)体系配備を決めた後、韓中の軍事交流および訓練が全面的に中断したことが分かった。

韓中は2011年7月の国防相会談で国防分野戦略的協力パートナーシップ関係に格上げし、2015年12月には国防相間のホットラインも開設した。

しかし韓国国防部の当局者は8日、「昨年7月以降、中国が9件の軍事関連日程を一方的に取り消し、ホットラインはもちろん、すべての交流が中断した」とし「戦略的協力パートナーシップ関係と見ることはできない状況」と述べた。実際、昨年予定された韓民求(ハン・ミング)国防部長官の訪中要請に中国は応答せず、ホットラインは切れた状態だ。さらに2011年から毎年開かれていた次官級国防戦略対話に中国が応じず、会議自体が白紙になった。


また▼昨年7月の中国体育部隊代表団の訪韓取り消し▼同月の中国国防大副校長など高位級学生代表団の訪韓取り消し▼中国のソウル安保対話(昨年9月)招請拒否▼昨年9月の韓国国防大安保課程代表団の中国軍部隊訪問不許可▼昨年9月の中国海軍航空工程学院の訪韓計画取り消し▼昨年11月の中国珠海エアショーへの韓国代表団訪問不許可▼昨年12月の韓国海軍士官学校生徒の青島港訪問不許可--などが相次いだ。

昨年9月の北朝鮮の5回目の核実験や弾道ミサイル発射当時も軍事当局間の連携や協議はなかった。しかし国防部は今まで「中国のTHAAD報復措置について公式的に知らない」という立場を見せてきた。



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