日本の日立製作所が1回の充電で400キロメートルを走れる電気自動車用リチウムイオンバッテリーを開発した。
日本経済新聞が19日に報じたところによると、このバッテリーは既存のバッテリーより容量が2倍に増え、走行距離も現在の電気自動車より40%以上増える。1回の充電で280キロメートルを走る日産の電気自動車「リーフ」より走行距離が大きく伸び、電気自動車の普及にも弾みがつくものとみられる。
リチウムイオンバッテリーは正極(+)と負極(-)間をリチウムイオンが行き来して充電と放電を繰り返すバッテリーだ。充放電容量を増やすには電極に蓄積されるリチウムイオンを増やす必要があるが、日立は正極にニッケル合金、負極にシリコン材料を使い電極の厚さを従来の2倍にしてイオン蓄積量を増やした。日立は「充放電を100回以上繰り返しても容量が初期製品の90%以上を維持する。電気自動車に搭載すれば約400キロメートルを走行できる」と説明した。これはソウルと釜山(プサン)、東京と名古屋を走ることができる距離だ。目標実用化時期は2020年だ。
リチウムイオンバッテリーはエネルギー密度が高くて軽く、スマートフォンから自動車まで多様な用途で使われるが、充放電を繰り返してリチウムイオン保存量が減ると性能が急激に落ちる短所がある。業界では親環境移動手段である電気自動車の販売が振るわない理由として、高い電気自動車価格と低いバッテリー性能を挙げている。実際に日本の市場調査機関であるB3によると、昨年販売された電気自動車233万台のうちバッテリーだけで走る車両は10%の22万8000台にとどまった。大部分はガソリンハイブリッド電気自動車(HEV)で、残りはプラグインハイブリッド車(PHEV)だった。しかしフォルクスワーゲンのディーゼルゲート後、米国と中国を中心に電気自動車市場が急速に拡大しており、バッテリー需要も急増する見通しだ。B3は電気自動車用中大型バッテリー市場が昨年の6兆4000億ウォンから2020年には18兆8000億ウォン規模まで成長するとみている。現在の世界の中大型バッテリー市場は日本のオートモーティブエナジーサプライ(日産とNECの合弁)がシェア23.5%で1位で、LG化学が16.6%、中国BYDが15.1%、パナソニックが13.7%、サムスンSDIが12.5%の順だ。
日本経済新聞が19日に報じたところによると、このバッテリーは既存のバッテリーより容量が2倍に増え、走行距離も現在の電気自動車より40%以上増える。1回の充電で280キロメートルを走る日産の電気自動車「リーフ」より走行距離が大きく伸び、電気自動車の普及にも弾みがつくものとみられる。
リチウムイオンバッテリーは正極(+)と負極(-)間をリチウムイオンが行き来して充電と放電を繰り返すバッテリーだ。充放電容量を増やすには電極に蓄積されるリチウムイオンを増やす必要があるが、日立は正極にニッケル合金、負極にシリコン材料を使い電極の厚さを従来の2倍にしてイオン蓄積量を増やした。日立は「充放電を100回以上繰り返しても容量が初期製品の90%以上を維持する。電気自動車に搭載すれば約400キロメートルを走行できる」と説明した。これはソウルと釜山(プサン)、東京と名古屋を走ることができる距離だ。目標実用化時期は2020年だ。
リチウムイオンバッテリーはエネルギー密度が高くて軽く、スマートフォンから自動車まで多様な用途で使われるが、充放電を繰り返してリチウムイオン保存量が減ると性能が急激に落ちる短所がある。業界では親環境移動手段である電気自動車の販売が振るわない理由として、高い電気自動車価格と低いバッテリー性能を挙げている。実際に日本の市場調査機関であるB3によると、昨年販売された電気自動車233万台のうちバッテリーだけで走る車両は10%の22万8000台にとどまった。大部分はガソリンハイブリッド電気自動車(HEV)で、残りはプラグインハイブリッド車(PHEV)だった。しかしフォルクスワーゲンのディーゼルゲート後、米国と中国を中心に電気自動車市場が急速に拡大しており、バッテリー需要も急増する見通しだ。B3は電気自動車用中大型バッテリー市場が昨年の6兆4000億ウォンから2020年には18兆8000億ウォン規模まで成長するとみている。現在の世界の中大型バッテリー市場は日本のオートモーティブエナジーサプライ(日産とNECの合弁)がシェア23.5%で1位で、LG化学が16.6%、中国BYDが15.1%、パナソニックが13.7%、サムスンSDIが12.5%の順だ。
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