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【中央時評】光化門抗争、光化門精神、光化門交響楽=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
光化門(クァンファムン)抗争により大韓民国は歴史の峠道に置かれている。過去の構造と価値は明白な退場命令を受けたが、新たな希望と秩序はまだ薄い局面だ。安堵と懸念が交差しているが、広場の大交響楽を生み出した指揮者のいない市民オーケストラは歓喜の頌歌につなげなければならない。大参加を十分に整理しなければならない理由だ。

1つ目に、大統領の逸脱だ。在任中続いた大統領の逸脱は‘大韓民国号’全体の混沌と方向喪失につながった。道徳・価値・教育・国の品格・政治・経済・文化・憲法上の代価は苛酷だった。選挙・検証・討論による大統領選択の過程は理念・陣営・個人の好みを越えて共同体市民の最も厳正な行為に違いない。大きな苦しみを経た今、「国民弾劾」と「議会弾劾」の段階が終わった。「司法弾劾」だけ残ったが主権者と立法者の決定を尊重する純情な結末を通じて国家は迅速に正常化しなければならない。

2つ目に、主権と憲法の次元だ。民主共和国で古い法制定主体である主権者(国民)は選挙を通じて立法府と執行部に古い法執行主体の権限を共に付与する。立法府・執行部の二重正当性だ。しかし、大統領が国民弾劾にあった局面は執行部に対する主権回収状態であるため主権者と議会が協力して憲法権限を行使しなければならない状況を意味する。憲法価値復元、積弊清算、国家改革に市民社会が必ず参加すべき理由だ。大統領逸脱の懲治を先導した広場を排除したまま政党間の取り引きを通じて未来制度と改革方向を決めるならば4月革命や6月民主化抗争のように失敗は問うまでもない。議会は早急に老年・壮年・青年を含む市民社会・市民代表機構との協力政治構造を構築しなければならない。


3つ目に、社会構造の問題だ。光化門抗争は韓国社会の支配カルテルの維持・解体・調整の一大分岐点だ。87年以降、政党・財閥・官僚・金融・言論・教会・教育・法曹の上層利益同盟は不動の姿勢だった。特権支配構造、国富の共有構造でもあるこの上層カルテルに含まれなければ、なんとか食べていける程度や生計の維持さえ難しい極端な両極社会だった。しかし、教育と言論での正義の復元の努力は上層カルテルに亀裂を招いた。

梨花(イファ)女子大学生と教授の抵抗は個人入試問題を越えて全体韓国社会の特権構造を水面に表した輝く小宇宙だった。世界日報とTV朝鮮の初期特ダネ報道、ハンギョレの持続的な発掘報道、そしてJTBCと中央日報の「決定的証拠」の提示はついに大統領の1次謝罪(10月25日)と検察特別捜査本部設置(27日)、そして広場ろうそく集会の開始(29日)と私設政府の役割をしてきた大統領側近3人衆と首席秘書官の大挙辞任(30日)および国政壟断の共犯者、崔順実(チェ・スンシル)の検察出頭(31日)に続いた。



【中央時評】光化門抗争、光化門精神、光化門響楽=韓国(2)

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