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<ノーベル賞の話>「基礎科学を社会に貢献できる何かに」=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

米化学者ロジャー・コーンバーグ氏がRNAの転写のメカニズムを解明して2006年にノーベル化学賞を受賞した。

2006年ノーベル化学賞は、遺伝子すなわちDNAの中に保存されている情報がどのようにRNAに伝達されるかを解明した功績で、米国スタンフォード大学のロジャー・コーンバーグ氏(以下、父親のアーサー・コーンバーグ氏と区別するためにロジャー氏)に贈られた。1953年にDNAの二重螺旋構造が明らかになった後、60年代にはDNAを鋳型にしてRNAが作られて情報が伝えられていく過程、すなわち「転写」の過程が集中的に研究された。だが、これらはすべてバクテリアのように構造がシンプルな生命体を対象に研究した結果だった。人間のように核を持つ細胞で成り立っている生命体では、これよりはるかに複雑な過程を経て転写が行われていることから、その過程の解明にはさらに30年の時が待たなければならなかった。非常に興味深く重要な分野だったため、優れた人材が先を争って研究を行い、興味深い結果が次々と発表された。その中からロジャー氏が単独で選ばれたのだ。ロジャー氏の受賞はさまざまな点で注目を集めた。

まず、ノーベル賞制定後、6人目となる父子受賞だったことだ。ロジャー氏の父親アーサー・コーンバーグ氏はDNAの複製に関連した酵素を単離させて1959年ノーベル生理学・医学賞を受賞した人物で、一時代を築いた生化学界の巨匠だった。12歳だったロジャー氏はストックホルムの受賞式に出席した。父親はDNAで、息子のロジャー氏はRNAでノーベル賞を受賞してまさに「核酸家族」と言える。(核酸はDNAとRNA同じ物質の化学的名称)

ロジャー氏はアーサー・コーンバーグ氏の長男として、ハーバード大学化学科を卒業した後は父親が教授として在籍していたスタンフォード大学で博士を取得し、ノーベル受賞者を多く輩出していた英国ケンブリッジ大のMRC分子生物学研究所(Medical Research Council, Laboratory of Molecular Biology)で研究生活を送った。当時の指導教授は1982年にノーベル賞を受賞したアーロン・クラッグ氏で、研究の性格上、1962年にノーベル賞を受賞したフランシス・クリック氏とも交流があった。ロジャー氏は1978年にスタンフォード大学に移った後、現在まで30年近く同校で教鞭をとっている。ノーベル賞を受賞する優れた頭脳を持ち、その才能を伸ばし研究に没頭できる恵まれた環境に生まれ育ったロジャー氏は、今もなお研究に熱心に打ち込んでいる。その姿は、あえて表現するなら科学における「ノブレス・オブリージュ」を実践している人物だ。

<ノーベル賞の話>「基礎科学を社会に貢献できる何かに」(2)

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