「宇宙よ、助けて!I.下野.U」「何のために私は韓国人になったのだろうか」。今月5日午後4時、ソウル光化門(クァンファムン)広場には色とりどりのピケが登場した。ろうそく集会に参加した市民が準備してきた抗議道具だった。広場の周辺をいっぱいに埋めたデモ隊は「朴槿恵(パク・クネ)は退陣しろ」等のスローガンを叫んだ。母親についてきた子供から制服姿の青少年や大学生、高齢者などすべての世代が共にした。
全国民主労働組合総連盟(民主労総)など50個余りの市民社会団体で構成された民衆総決起闘争本部の推算によると、この日の集会には計20万人(警察推算は5万人)が参加した。先月29日、2万人(主宰側推算)が集まった1回目のろうそく集会よりも参加人員が大幅に増えた。その前日に朴槿恵大統領が2回目の国民向け謝罪を行ったが、怒った民心は鎮まらなかった。この日の集会に参加した大学生キム・ジウンさん(24)は「大統領の談話は当面の状況を逃れるためのその場限りの謝罪に見えた」と指摘した。
この日の集会は厳重な雰囲気の中でも風刺を失わなかった。「キルッキパッパ(「場をよく読んで融通を利かせた行動を取れ」という意味の短縮語)、「パッキンエ パンペ!(「朴槿恵退陣」を似た発音で批判した言葉)」など、市民が持ち込んだピケや垂れ幕などには怒りとユーモアが同時に表現されていた。前日、国民向け謝罪で朴大統領が述べた「何のために私は大統領になったのだろうか」という発言をパロディ化して大統領の代わりに韓国人・学生・両親らが自身の状況を込めた「何のために私はOOになったのだろうか」と書かれたピケも目についた。
同日午後2時、ソウル世宗(セジョン)文化会館の前では中高生1000人余りが集まって時局宣言文を発表した。これを主催した青少年団体「中高生連帯」は「多くの高校生が365日のうち364日登校している間、チョン・ユラ〔崔順実(チェ・スンシル)氏の娘〕は28日だけ出席して一流大学に入り、私たちに『能力がなければ自分の両親を恨め』と言った」と指摘した。この集会に参加したチョ・ヒョンジさん(17)は「夜も眠らず勉強する高校生たちの心が折れる」と話した。
夜遅くまで続いた集会は大きな問題なく終了したが事故もあった。午後7時ごろ、鍾路3街(チョンノサムガ)付近の道路で行進をしていた正義党の魯会燦(ノ・フェチャン)院内代表らが酒に酔った60代男性から凶器を突きつけられた。路上生活者であることが分かったこの男性は警察に対して、「デモに腹が立った」とその理由を説明した。警察は特殊暴行容疑で男性に対する拘束令状を申請した。
保守指向団体「オンマ(母親)部隊」代表のチュ・オクスンさん(53)も「許可なく私を撮影する」として女子高生キムさん(16)の顔に暴行を加えた容疑で警察に立件された。
全国民主労働組合総連盟(民主労総)など50個余りの市民社会団体で構成された民衆総決起闘争本部の推算によると、この日の集会には計20万人(警察推算は5万人)が参加した。先月29日、2万人(主宰側推算)が集まった1回目のろうそく集会よりも参加人員が大幅に増えた。その前日に朴槿恵大統領が2回目の国民向け謝罪を行ったが、怒った民心は鎮まらなかった。この日の集会に参加した大学生キム・ジウンさん(24)は「大統領の談話は当面の状況を逃れるためのその場限りの謝罪に見えた」と指摘した。
この日の集会は厳重な雰囲気の中でも風刺を失わなかった。「キルッキパッパ(「場をよく読んで融通を利かせた行動を取れ」という意味の短縮語)、「パッキンエ パンペ!(「朴槿恵退陣」を似た発音で批判した言葉)」など、市民が持ち込んだピケや垂れ幕などには怒りとユーモアが同時に表現されていた。前日、国民向け謝罪で朴大統領が述べた「何のために私は大統領になったのだろうか」という発言をパロディ化して大統領の代わりに韓国人・学生・両親らが自身の状況を込めた「何のために私はOOになったのだろうか」と書かれたピケも目についた。
同日午後2時、ソウル世宗(セジョン)文化会館の前では中高生1000人余りが集まって時局宣言文を発表した。これを主催した青少年団体「中高生連帯」は「多くの高校生が365日のうち364日登校している間、チョン・ユラ〔崔順実(チェ・スンシル)氏の娘〕は28日だけ出席して一流大学に入り、私たちに『能力がなければ自分の両親を恨め』と言った」と指摘した。この集会に参加したチョ・ヒョンジさん(17)は「夜も眠らず勉強する高校生たちの心が折れる」と話した。
夜遅くまで続いた集会は大きな問題なく終了したが事故もあった。午後7時ごろ、鍾路3街(チョンノサムガ)付近の道路で行進をしていた正義党の魯会燦(ノ・フェチャン)院内代表らが酒に酔った60代男性から凶器を突きつけられた。路上生活者であることが分かったこの男性は警察に対して、「デモに腹が立った」とその理由を説明した。警察は特殊暴行容疑で男性に対する拘束令状を申請した。
保守指向団体「オンマ(母親)部隊」代表のチュ・オクスンさん(53)も「許可なく私を撮影する」として女子高生キムさん(16)の顔に暴行を加えた容疑で警察に立件された。
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