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<韓国人口5000万人守ろう>非婚母の職業教育を支援するオランダ、職場から追い払う韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「パリにあるアパートでとても満足な生活を送っています」。(フランスのシングルマザー、ナタリー・スハドさん)

「私がこの子を選んだんです。韓国のような養育非婚母(シングルマザー)がどれほど一生懸命子育てしているか、政府関係者たちも知ってほしいと思います」。(韓国の非婚母、パク・ヘジンさん)

「堕胎は考えたことがありません。子供がお金(政府支援)を持ってきてくれます」。(オランダの非婚母、ハイアット・インジットさん)


フランスのスハドさん(48)は7歳の娘のクララちゃん、オランダのインジットさん(31)は8歳の息子、韓国のパク・ヘジンさん(34)は6歳の息子をそれぞれ育てている。取材チームはフランス・オランダ・韓国の非婚母をそれぞれインタビューした。各国の状況を比較するためだ。3人ともに快くインタビューに応じてくれた。

◆社会の認識

「シングルマザーだからという理由でどのような問題も感じたことがありません。人々は私の事情について知りたがりますが、理由を話せばいい反応を返してくれます。否定的な言葉を聞たことはほとんどありません」。スハドさんはこのように自身を見る社会の認識を説明した。

アムステルダムにある非婚母団体に身を置くインジットさんも似ていた。インジットさんは「白人非婚母はそれなりの仕事場を見つけやすく、平日に(保育施設に)子供を任せて週末に遊びにいくなどする場合が多い。周りは結婚しろなどと圧迫はしない」とし「ただし、移民者の非婚母は現地人に比べてやや差別を感じているようだが、それでも他国と比べれば状況はいいほう」と話す。

これに比べて韓国のパクさんが体験した差別は涙を誘う。

「会社には非婚母である事実を隠していました。少し親しくなったので打ち明けたところ、社長の態度が180度変わりました。私の間違いではないのに私を叱りました。子供を一度会社に連れていったところ、『片親で育てたから子供らしくない』と言ったのです。非常に腹が立ったが会社を辞めることができませんでした。子供が病気だったので一日休もうとしたところ、社長夫人が『子供が病気になのにどうして会社にいるの。家で子供の世話をしなさい』と言いました。このようにして3度職を失いました」

パクさんは周辺に非婚母の事実を明らかにすると「なぜそうしたの」「なぜそんな人と出会ったの」という言葉をよく聞くという。パクさんは「非婚母になろうとしたわけではないが非婚母といえばみな母親だけをとやかく言う」とし「政府支援も多文化家庭に片寄っている」と指摘する。

子供もつらい思いをしている。一部は保育施設で友達に「お前の母さんは未婚母だ」と冷やかしを受けたりもする。スハドさんは「約50年前、フランスのシングルマザーたちも今の韓国のような扱いを受けていた。だが、とても小さくではあるが社会的な見解が少しずつ変化してきた」と話す。



<韓国人口5000万人守ろう>非婚母の職業教育を支援するオランダ、職場から追い払う韓国(2)

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