国連駐在韓国代表部の呉俊（オ・ジュン）大使は、韓日慰安婦合意によって二国間の外交問題は終息したが、国際・多国間次元ではまだ慰安婦問題は終わったわけではないと明らかにした。

呉大使は３日に開かれた国会外交統一委員会の国政監査で、「韓日間の二国間的な問題として終息したのであって、国際的な問題として慰安婦問題が終息したわけではない」と明らかにした。

呉大使は「私たちは韓日間外交問題としてこの問題を解決し、外交関係を正常化しようとの意志で合意したものと理解している」としながら「韓日両者間の外交懸案としての慰安婦問題は終結した」と述べた。


あわせて「昨年１２月に合意があったからといって国連などの国際舞台で引き続き議論されることに対して直接的な影響を与えるものではない」としながら「国際問題、多国間問題としての慰安婦問題、戦時女性性暴力問題は（昨年）１２月の合意で終息したわけではない」と伝えた。