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【時視各角】韓国の魚も頭から腐るのか(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
写真1枚はソーシャルネットワーク(SNS)の時代に真実以上のことを物語る。先月24日の米国黒人博物館開館式の写真がその一つだ。ブッシュ前大統領がオバマ大統領に携帯電話を手渡すと、オバマ大統領は喜んでカメラマンになった。この写真1枚に共和党と民主党、黒人と白人が一緒に並ぶ。何よりも米国大統領も普通の人であることを語っている。米国のソフトな力がうらやましい。

先週公開された映画『ハドソン川の奇跡』は、飛行機がハドソン川に不時着し、155人を救出した2009年の事件を扱っている。水上の飛行機の翼に長く並んだ脱出乗客の映画のポスターはセウォル号を連想させる。サリー機長は「もう誰もいませんか」と確認した後、最後に脱出する。彼は「我々はやるべきことをしただけであり、英雄ではない」と語った。しかし乗客を捨ててパンツ姿で逃げた韓国旅客船「セウォル号」の船長とはあまりにも違う。

最近SNSでは、2011年東日本大震災当時の枝野幸男官房長官の写真が目を引いた。彼は109時間も眠らず大地震と福島原発の状況を国民に説明した。その5日間に彼の顔はかなり憔悴したが、国民の信頼を大きく回復させた。この写真がまた話題になったのは慶州地震のためだ。「地震が発生してもできるだけ翌日に報告して(環境部)長官を起こすな」という韓国気象庁のマニュアルと比較されたのだ。


ネイチャーリパブリックのチョン・ウンホ代表によって法曹界は大騒ぎになっている。彼からレンジローバーなどを受けたキム・スチョン部長判事を見て、日本の山口良忠判事を思い出した。山口判事は敗戦直後、食糧管理法を担当する東京地裁の平判事だった。彼は「この法は国民を餓死させる悪法だが、私は守る。闇米は買わず、食糧統制法の下、喜んで餓死するつもりだ」という日記を残した。33歳の彼は結局、配給食糧だけを食べ続けて死を選択した。



【時視各角】韓国の魚も頭から腐るのか(2)

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