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【コラム】原子力潜水艦を早く建造しよう=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
我々は今、戦争の門の敷居に立っている感じだ。韓国軍は北朝鮮に核の使用の兆候が見えれば、大量報復で平壌(ピョンヤン)の一定区域を焦土化する計画を立てている。あまりにも純真な作戦計画だ。北朝鮮の核攻撃の兆候を事前に確認すれば、韓米連合戦力は平壌の特定区域でなく北朝鮮全体を抹殺することになるだろう。金正恩(キム・ジョンウン)が平壌の中区域にある執務室や龍城(ヨンソン)区域の特閣に座り、核や在来式攻撃命令を出すと信じるのも情けない。

カーター米国防長官も韓半島(朝鮮半島)の安保危機に便乗した。カーター長官は19日、フーバー研究所で「在韓米軍はファイトトゥナイト(fight tonight)の臨戦態勢を整えていく必要がある」と述べた。「ファイトトゥナイト」は今すぐにでも戦える準備をしろという命令だ。

マレン元米統合参謀本部議長は米外交問題評議会(CFR)の討論で北朝鮮先制打撃に公開的に言及した。「北朝鮮が米国を攻撃する能力を保有して米国を威嚇すれば、自衛的レベルで北朝鮮を先制打撃することができる」。しかしマレン元議長が話すのは先制(preemptive)打撃というより予防(preventive)打撃に近い。予防打撃とは攻撃が間近に迫っている兆候がなくても、予想される未来のある時期に攻撃する可能性が見えれば予防措置として敵を先に攻撃するという概念だ。グアムから金正恩が恐れるB-1BとB-52が韓半島に発進したのも、いざという時には予防打撃もできるというメッセージで金正恩の挑発の意志を挫くことに目的がある。


我々の大量報復戦略、米国の先制・予防打撃はすべて戦争状態を意味する。北朝鮮の先制攻撃で戦争がすでに起きたり、韓米連合軍側の先制・予防攻撃で戦争が触発した状況を意味するということだ。各種シミュレーションによると、広島級(15キロトン)核爆弾がソウル都心に落ちる場合、40万人が直後に死亡し、22万人が時差を置いて死亡する。核爆弾着弾の瞬間の地表の温度は4000度にもなる。韓国の北半部のどの生命体がそのような殺人的な高熱に生き残るだろうか。

したがって戦争防止が至上命令だ。それには平和的な分断管理が必須となる。それで圧力と対話のツートラック政策に進まなければいけない。北朝鮮の挑発が北朝鮮の自滅行為になるように、我々の先制・予防攻撃は我々の自殺行為だ。金正恩が挑発を考えることができないよう強力な攻勢的抑止力を持つことが重要だ。そのような抑止力は米国だけが持っている。韓国のキルチェーンと韓国型ミサイル防衛(KAMD)体系は2023-2025年に完成する。その間に北朝鮮は潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)で武装し、今のディーゼル潜水艦を原子力潜水艦に入れ替えるだろう。我々の戦略構図に致命的な穴が生じることになる。



【劃ラム】原子力潜水艦を早く建造しよう=韓国(2)

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