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<インタビュー>BIGBANGなど育てた韓国芸能企画会社YG代表ヤン・ヒョンソク氏(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

YGのヤン・ヒョンソク代表プロデューサー

ヤン・ヒョンソク代表は自他認めるフィギュア収集マニアだ。執務室の壁一面にはヤン代表が収集したフィギュアが所狭しと並んでいる。

韓国大手芸能事務所「YGエンターテインメント」のヤン・ヒョンソク代表の執務室はソウル合井洞(ハプチョンドン)社屋最上階の7階にある。執務室前の広いベランダに立つと漢江(ハンガン)の流れが気持ちよく見下ろせる。社屋を初めて建てた時、周辺は江辺(カンビョン)北路横の古くひっそりとした住宅街に過ぎなかった。YG社屋が入ってから周辺の風景も急速に様変わりしている。最近、麻浦区(マポグ)はYGと協約を結んで「合井洞(ハプチョンドン)一帯を韓流観光中心地に育てる」という青写真を明らかにした。21日に会ったヤン代表は「会社が大きくなりすぎて本社以外7カ所にスタッフが散らばっている」とし「本社横に新社屋を作る計画」と話した。合井洞が「YGタウン」として生まれ変わろうとしている。

ヒップホップに夢中になったダンサー出身で、1992年にソテジワアイドゥルでデビューしたヤン代表はことし創立20周年を迎えた「国家代表」芸能企画事務所の首長として指揮を執っている。名刺に書かれた肩書は二つだ。「会長・代表プロデューサー」。「会社の中だけで会長と呼ばれています。外で会長と呼ばれるとむずむずします。気軽に呼んでください。ヤン・ヒョンソク氏でもいいですよ」。このように話し始めたヤン代表は、2時間半の間、よどみなく話を続けた。成功したプロデューサーらしく、「人生が楽しく幸せだ」という言葉をしばしば口にした。

--ことし創立20周年を迎えた。


「それまで白鳥のように働いた。水面では優雅に、水面下では足を一生懸命かいていた。がむしゃらに仕事することにかけては負けない自信がある。YGはこれまで一度も下がることなく緩やかに成長した。来年の成果をことしの2倍出さないといけないとは考えない。大きくリスクは取らず会社を安定して育てたい。『YGファミリー』として出発したが今は企画事務所の関係者だけで400人余りにもなる。YGフーズなど他の事業群まで合わせると1000人ぐらいなる。これら全てを包括する言葉を考えなければならない時が来たようだ」

--会社成長の秘訣があるとするなら。

「アップグレードだ。変化しなければ退屈でつまらなく思う私の性格そのままにYGを作った。Fin.K.L(フィンクル)やS.E.Sが人気を絶頂だった時にボーカル中心のBig mama(ビッグママ)をデビューさせた。BIGBANGもデビュー序盤には多くの批判を浴びた。あんな子供たちをアイドルグループと言うとはヤン社長の目がどうにかなったのではないかと。最近デビューしたBLACK PINKの人気も同じだ。YGスタイルの音楽を追求する美しいガールズグループだから新しいではないか。新しさがYGの競争力だ」

--事業多角化が目につく。

「化粧品、フード、ファッションなど、既存のYGコンテンツと遠くない事業だ。歌手が舞台に立つ時に服を着てメーキャップする。米国のヒップホップミュージシャンであるカニエ・ウエストも衣類事業をしている。他の米国歌手も同じだ。歌手が音楽を表現する時、すべて商品化できる分野だ。(事業多角化を)しないのは愚かなことだ」



<インタビュー>BIGBANGなど育てた韓国芸能企画会社YG代表ヤン・ヒョンソク氏(2)

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