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ファーウェイ、サムスン研究チーム作りギャラクシーを模倣…アップルのあごの下まで追撃(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ファーウェイのプレミアム スマートフォンP9

「ファーウェイは新たなサムスンなのか」。

4月に米国経済誌フォーブスのファーウェイ集中照明記事の題名だ。ファーウェイはサムスン電子を切り離して説明することはできない会社だ。ファーウェイを「中国のサムスン電子」と描写したメディアも多い。それもそのはずで、ファーウェイはスマートフォン市場でサムスン電子を模倣して成長している。また、半導体やディスプレーをサムスン電子から多く購入する大口顧客のひとつだ。通信技術標準特許をめぐって訴訟を進めている点ではサムスン電子の敵でもある。両社は通信装備やスマートフォンなどの事業領域が重なり、特にスマートフォン市場での格差は急速に狭まっている。ファーウェイは「模倣戦略を広げる」ということを隠す企業ではない。任正非会長(72)は「模倣で成長し競合会社の危機を機会に奪え」と公然と社員に強調する。ファーウェイの研究開発センターには「サムスン電子専従研究チーム」があるものと知られている。ファーウェイはサムスン電子出身の人材を積極的に迎え入れていることでも有名だ。

IT業界関係者は最近のファーウェイの動きをこのように伝えた。「サムスン電子の韓国・中国法人で勤務した中国人エンジニアが主な抱き込み対象だ。彼らを通じてサムスン電子の供給網と開発・生産・マーケティング戦略を研究する。集計されていないが移籍した人数は数百人規模と把握されている」。先月ファーウェイへの移籍で議論となったアンディ・ホー前サムスン電子中国法人販売担当専務の事例は氷山の一角という話だ。


ファーウェイは実際にスマートフォン市場でサムスンが歩んだ道のりをそのまま進んでいる。完成品と部品産業を同時に育てる「垂直系列化戦略」、普及型携帯電話を主力で売りながら高価なプレミアム製品を前面に掲げる「フラッグシップ戦略」、市場1位の企業を挑発し自身のブランド価値を高める広報戦略までも似ていると評価される。

金融投資業界の専門家は「さらにサムスン電子が長い間の努力の末に確保した海外の主要広告看板すらファーウェイが追加料金を払って買い入れるという話があるほど。今年ファーウェイがサムスンを相手に提起した特許訴訟もサムスンがアップルとの訴訟で認知度を上げた戦略をそのままコピーしたもの」と分析した。

表面では激しく競争しているように見えるが、裏では両社の粘り強い協力関係も維持する。ファーウェイは昨年韓国企業から21億5300万ドル相当の部品を買い入れた。このうち半分以上がサムスン電子と系列会社から購入した部品だ。



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