このうちグアムにいたB-52爆撃機は先月26日、米国ノースダコタのマイノット空軍基地に戻った。代わりに米国は先月初めにB-2ステルス爆撃機をアンダーソン基地に派遣した。軍関係者は「1950年代末に開発されて老朽化したB-52の性能を改良してグアムの戦力を強化する次元と思われる」と話した。韓長官がB-52の韓半島派遣に言及したが可能性は高くないという分析だ。B-52爆撃機とB-2爆撃機はそれぞれ今年1月と2013年の北朝鮮の核実験直後に急派されたことがある。B-1Bの韓半島出撃は、韓米が北朝鮮の5次核実験を深刻に受け止めているためだ。B-1Bランサー(Lancer)は米空軍の超音速戦略爆撃機で核爆弾24発(W-83)を積み込み、誘導爆弾JDAM(GBU-38)48発を搭載できる。B-52・B-2とともに米国の3大戦略爆撃機だ。F-22ステルス戦闘機と核弾頭装備潜水艦を動員する可能性もある。米国の戦略資産は朴槿恵(パク・クネ)大統領とバラク・オバマ大統領が合意した「拡張抑制」政策の軍事的手段の1つだ。拡張抑制は米軍が同盟国を防衛するために核威嚇国に自国水準の核報復をすることを意味する。
国防部当局者は「在韓米軍の烏山(オサン)基地から米戦略爆撃機が飛ぶのは、北朝鮮指導部を攻撃するという強力なメッセージ」として「B-1Bは金正恩(キム・ジョンウン)氏が恐れをなすB-52よりも強い爆撃機で、北朝鮮に渡らずとも北側指揮部を核で焦土化できる」と話した。
国防部当局者は「在韓米軍の烏山(オサン)基地から米戦略爆撃機が飛ぶのは、北朝鮮指導部を攻撃するという強力なメッセージ」として「B-1Bは金正恩(キム・ジョンウン)氏が恐れをなすB-52よりも強い爆撃機で、北朝鮮に渡らずとも北側指揮部を核で焦土化できる」と話した。
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