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グローバルホーク韓国配置なら…金正恩の30センチの動きまで精密監視可能

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
ノースロップ・グラマン社が製作した高高度無人偵察機(HUAV)「グローバルホーク」が導入されれば、休戦ラインから平壌(ピョンヤン)近隣まで北朝鮮軍の動向を精密監視できる。 20キロ上空から高性能合成開口レーダー(SAR)を通じて、地上の大きさ30センチの物体の動きをとらえ、これに基づいて分析が可能になる。 休戦ライン南側からも地上の北朝鮮軍の動きを手に取るように見えるのだ。 このためグローバルホークは「飛び回る諜報衛星」と呼ばれる。

中国を牽制する効果も狙える。 作戦半径が3000キロにのぼるため、北朝鮮全域はもちろん、ソウルから1000キロ以内にある北京を含め、中国の相当地域を監視できる。 米国の立場では、グアムや沖縄基地よりはるかに近い位置で中国の情報を得られるということだ。

韓国も米国に全的に依存している映像情報を自ら確保できる。 米軍は韓国軍に提供した情報がメディアなどにもれる場合、激しく抗議するとともに情報提供を一定期間中断したりする。 12日に北朝鮮が発射した長距離ロケット「銀河3号」の場合、韓国メディアが解体の動きが見られると報道した際、政府が閉口していたのも、このためだ。 シン・インギュン自主国防ネットワーク代表は「2015年に戦時作戦統制権が移譲された後、情報力がなければ、きちんと作戦を駆使できない」とし「このためには諜報衛星の役割をするグローバルホークのような情報獲得手段が必須だ」と述べた。 現在、軍はF-4とF-16戦闘機に映像装備を搭載したRF-4とRF-16を運営している。 これは低高度で飛行しなければならないため、直接侵入する場合にのみ役割が可能だ。


休戦ライン南側40-50キロの距離から高度10キロ以上で飛行しながら北朝鮮軍を偵察する「金剛(クムガン」(Hawker800XP)も運用しているが、監視地域は北朝鮮軍の前方地域に限られる。 また中高度無人航空機(MUAV)も保有するが、すべて北朝鮮軍の対空砲火や対空ミサイルに露出し、老朽化したという問題がある。

一方、グローバルホークは昼夜、悪天候などに関係なく鮮明な画質の映像を確保でき、情報獲得レベルがさらにアップグレードする。

韓国空軍の対北朝鮮監視体制の完成という意味もある。 近く戦力化に入る空中早期警戒管制機が離陸した飛行物体を探知し、グローバルホークが地上軍を監視する体制を構築するということだ。



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