太平洋の真ん中の米国領グアムに最近、米国の最新鋭爆撃機が集まっている。

米戦略司令部は９日（現地時間）、「（米国）ミズーリ州ホワイトマン空軍基地の３機のＢ－２スピリット戦略爆撃機を太平洋司令部傘下のグアムのアンダーセン空軍基地に配備した」と明らかにした。また「戦略爆撃機の配備は日常的な循環配備の一環」とし「インド－アジア－太平洋地域に循環配備することで、域内の安定維持のための抑止力を提供している」と述べた。

Ｂ－２スピリットは尾翼がない全翼機で、レーダー反射断面積（ＲＣＳ）を減らし、ステルス戦闘爆撃機として知られている。幅５２．１２メートル、長さ２０．９メートル。


レーダーに探知されない巡航（クルーズ）ミサイル速度で飛行し、核爆弾を投下できる。武装搭載能力は２２トン、最大飛行高度は５万フィート（１万５０００メートル）で、対空砲の上に進入でき「空飛ぶ幽霊」と呼ばれる。

米戦略司令部は今月初め、約３００人の運営要員とともにＢ－１Ｂ戦闘爆撃機１機も配置した。