11日午前(日本時間)、五輪柔道男子90キロ以下の表彰式で、クァク・ドンハンが銅メダルを首にかけている。(リオデジャネイロ=五輪写真共同取材団)
決勝進出は逃したが、クァク・ドンハンはマルクス・ニーマン(スウェーデン)に背負い投げで勝ち、銅メダルを獲得した。これで五輪開幕前に「アベンジャーズ」と呼ばれて大きな期待を集めた男子「世界ランキング1位四銃士」、キム・ウォンジン(楊州市庁、60キロ)、アン・バウル(南揚州市庁、66キロ級)、アン・チャンリム(水原市庁、73キロ級)、クァク・ドンハン(ハイワン、90キロ級)すべてが「ノーゴールド」となった。アン・バウルと女子柔道のチョン・ボギョン(安山市庁、48キロ級)が銀メダルで自尊心を守った程度だ。
期待以下の成績に対する遺憾とともに、韓国柔道の戦略不在を指摘する声も出てくる。世界ランキングを高めようと数多くの国際大会に参加したのがむしろ選手の戦力を露出する逆効果を招いたということだ。女子柔道世界ランキング6位のキム・ソンヨン(光州都市鉄道公社、70キロ級)もこの日、8強入りできなかった。世界ランキング11位のイスラエルのリンダ・ボルダーに延長の末に敗れた。
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