自由型200メートルで予選脱落後、朴泰桓は「プールの外に出てくることができなかった」と話した。(写真=オリンピック写真共同取材団)
リオ五輪は朴泰桓の水泳人生がかかったレースだ。2014年9月のドーピング検査で世界アンチドーピング機関(WADA)禁止薬物テストステロンの陽性反応を見せた朴泰桓はその年の仁川(インチョン)アジア競技大会で獲得したメダル6個(銀1・銅5個)を剥奪された。国際水泳連盟(FINA)からは18カ月間の選手資格停止処分を受けた。3月に懲戒処分が解けた後、4月の国家代表選抜レースに参加して4種目(自由型100・200・400・1500メートル)でオリンピック出場資格であるA基準の記録を超えた。
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