昨年、大邱国際ホラー演劇祭でお化けに扮装した出演者たち。(写真=大邱ホラー公演芸術祭組織委員会)
ホラー演劇祭は27日午後7時の前夜祭を皮切りに開幕する。幽霊やお化けなどに扮装したロックバンドが鳥肌が立つような雰囲気の曲を演奏する。28日午後7時30分から開かれる開幕式には招魂祭も見ることができる。雰囲気が熟したころにさまざまな幽霊やお化けの扮装をした人々が舞台に登場して踊る。
ホラー演劇では伝統的なお化けの話『伝説の故郷』(劇団アクターストーリー)や神がかりの人々を扱う『接神』(劇団イェジョン)、『リトアニア』(イソンヒレパートリー)、『彼女が生きる』(劇団ハンウリム)など全8本が上演される。
フェスティバル期間中は毎日午後8時から招待公演が開かれる。ネクロフィリアのゾンビダンスやブランクブランクのゾンビパフォーマンスなどホラー雰囲気を盛り上げる音楽やダンスチームの公演が続く。このほか、ゾンビに扮装したチームが観覧客を追いかけるゾンビランや幽霊屋敷などさまざまなホラー体験行事が準備されている。
大邱ホラー公演芸術祭組織委員会はホラー演劇祭の場所を大邱文化芸術会館から大邱スタジアムに変えた。街の中よりも山麓に位置するスタジアムで開いたほうが恐怖をより肌で感じてもらえるのではないかと判断したためだ。
キム・テソク執行委員長は「ホラー演劇祭はホラーものを見て大邱の暑さを少しの間だけでも忘れようとの趣旨で作ったイベント」とし「外地観光客もたくさん訪れる大邱の代表的な夏祭り」と紹介した。
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