北朝鮮のミサイル脅威に比べて韓国の防御が不足しているというのは、かなり以前から言われてきたことだ。このような時の正常な対応は、不足する部分の対策を立て、国論をまとめながら必要な外交をすることであるだろう。しかしそうはならなかった。
10年ほど前に初めて問題が台頭した時から、論争は韓国の安保ではなく米国のミサイル防衛(MD)システムへの編入をめぐって拡大した。保革の政治争点になると、政・軍・官がすべてこの問題を避けた。下層防御では足りないことを知りながらも、成功が不透明な韓国型防御体系開発計画だけを出して伏せておこうとした。
【時論】中・露のTHAAD反発にどう対処するのか=韓国(2)
10年ほど前に初めて問題が台頭した時から、論争は韓国の安保ではなく米国のミサイル防衛(MD)システムへの編入をめぐって拡大した。保革の政治争点になると、政・軍・官がすべてこの問題を避けた。下層防御では足りないことを知りながらも、成功が不透明な韓国型防御体系開発計画だけを出して伏せておこうとした。
【時論】中・露のTHAAD反発にどう対処するのか=韓国(2)
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