仁川(インチョン)地検特捜部はおととい、勤労基準法違反などの容疑で韓国GM正規職員A氏ら2人を逮捕して調査中だ。2人のうち1人は元労組支部長の兄で1人は労組代議員だという。検察はまた、彼らに金品を与えて正規職として就職した容疑(背任贈賄罪など)で同社の生産職職員ら4人を逮捕した。検察によるとA氏らは昨年と今年協力会社の非正規職員を正規職員に転換・採用する過程で1人当り数千万ウォン(数百万円)ずつ受け取った。検察はA氏らが受け取った金品のうち一部を労組や会社の上層部に渡した可能性があるとみて捜査を拡大している。
今回問題になったのは「抜てき採用」制度だ。韓国GMは協力会社の非正規職職員のうち一部を会社と労組が協議して正規職員として採用している。ところが、これまで会社の内部では生産職の採用公告が出るたびに「誰の家族だ」「いくら払った」などの不正説が飛び交ったという。採用不正がそれほど慢性的に続いてきたという話だ。
今回問題になったのは「抜てき採用」制度だ。韓国GMは協力会社の非正規職職員のうち一部を会社と労組が協議して正規職員として採用している。ところが、これまで会社の内部では生産職の採用公告が出るたびに「誰の家族だ」「いくら払った」などの不正説が飛び交ったという。採用不正がそれほど慢性的に続いてきたという話だ。
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