北朝鮮はおそらく22、23日に中国北京で開かれた第26回北東アジア協力対話(NEACD)に強力な信号を送りたかったようだ。NEACDは6カ国協議だが6カ国協議ではない。公式的な場ではないからだ。NEACDは関連国の政府ではなく米カリフォルニア大「国際紛争・協力研究所」(IGCC)と中国外務省傘下の「中国国際問題研究院」(CIIS)が共同主催した。しかし今回はやや違った。2012年以降初めて出席した北朝鮮代表団に6カ国協議次席代表の崔善姫(チェ・ソンヒ)外務省米州局副局長が姿を現した。米国からはソン・キム北朝鮮担当特別代表が出席した。6カ国協議当事国の首席・次席代表が1カ所に集まった。専門用語を借りれば1.5トラック(半官半民)会談になったのだ。
NEACDに関するもう一つの疑問は、対話を標ぼうする会談だが、出席者の大半が実際には北朝鮮と対話をしないということだ。米国と北朝鮮の対話不在は以前のコラムで触れた。韓国と日本も現在の北朝鮮と対話をしない。ロシアは北朝鮮の新しい友好国として位置づけを強化するために北朝鮮と対話しているだろうが、実際の対話なのか無批判的な相互尊重関係なのかは明確でない。
米国が北ミサイル発射を望んだ理由(2)
NEACDに関するもう一つの疑問は、対話を標ぼうする会談だが、出席者の大半が実際には北朝鮮と対話をしないということだ。米国と北朝鮮の対話不在は以前のコラムで触れた。韓国と日本も現在の北朝鮮と対話をしない。ロシアは北朝鮮の新しい友好国として位置づけを強化するために北朝鮮と対話しているだろうが、実際の対話なのか無批判的な相互尊重関係なのかは明確でない。
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