2018年に完工する「ノドゥル夢の島」の鳥瞰図(資料提供=ソウル市)
2018年に完工する「ノドゥル夢の島」の鳥瞰図(資料提供=ソウル市)
設計案によると、ノドゥル島12万平方メートルには公演会場や商店街などさまざまな文化芸術施設が入る。ノドゥル島より3~5メートル高いところに漢江大橋がこの島を横切るようにして立っているが、大橋と同じ高さのデッキも設置される。デッキにはさまざまな用途に使うことのできる多目的施設や広場などが造成される計画だ。デッキにはノドゥル島に降りることができる階段も設置される。漢江大橋からデッキを通り過ぎて階段を降りて行くとノドゥル島に降り立つことができるようになる。ノドゥル島は日帝強占期の1917年に漢江第1号橋として建設された。当時、橋の北端側の砂丘に日帝が堤防を積んで島のように作った後、「中之島」と呼んだ。その後、特別な用途がなく放置されていたところ、2005年同島を対象に「漢江芸術島」プロジェクトが施行された。
だが、財政などの問題により2012年プロジェクトが暫定中断された。朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長就任後の昨年6月に運営構想公募が再開された。ソウル市都市再生本部のチン・ヒソン本部長は「今回の設計公募を最後に2年余りにわたったノドゥル夢の島公募がすべて終了した。2018年には市民がさまざまな公演や文化活動を楽しむ新しい文化名所としてオープンできるように最善を尽くしたい」と述べた。
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