韓国とイスラエルが共同開発する無人機の仮想図。水上着陸が可能だ。(写真=産業通商資源部)
産業通商資源部はイスラエル経済省と産業研究開発財団理事会を開催し、水陸両用の商業用ドローンを共同開発することにしたと20日、明らかにした。2001年に設立された韓国-イスラエル産業研究開発財団は毎年それぞれ200万ドルを基金として積み立て、共同研究課題を支援してきた。ドローン開発のために韓国側は軽くて衝撃に強い素材を使用し、水に着陸しやすい機体を開発する。
これまで水に着陸できるドローン技術がなく、人や別の機械が網でドローンをとらえる方式などが使われた。イスラエル側は着陸時にレンズが水面と反対方向に回転したり、ふたが自動で閉まる技術を提供する。
産業部の関係者は「両社が協力してドローン開発に成功すれば、西海(ソヘ、黄海)上で違法漁業を監視したり軍事用偵察業務も担当できるだろう」と述べた。
また両国は増加する中国のワイン需要に合わせて、ビッグデータを活用したブドウ栽培技術を共同開発することにした。ブドウの生長をリアルタイムで分析する韓国のセンサー技術と栽培管理に慣れたイスラエルの情報処理技術を結びつける。
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