米ニュージャージー州フォートリーの高校生で構成されたYCFLが慰安婦問題を知らせるための広報物を見せている。
YCFLは2月中旬、慰安婦被害者の話を扱った映画『帰郷』を見た韓国人生徒が中心となり、慰安婦問題など地域社会の懸案について声を出すために結成された団体。会長のジョセフ・ホン君(リジス高)は「映画を見ながら涙が止まらなかった。あまりにも痛ましい歴史があることを知った」とし「映画を見た後、『私たちが慰安婦イシューを地域社会に知らせる役割をするのはどうか』という考えになり、YCFLを始めることになった」と紹介した。
副会長のガブリエラ・ソンさん(フォートリー高)は「学校で慰安婦について習ったことがない」とし「映画の内容はあまりにも衝撃的だったし、過去の悲劇が繰り返さないためには教育が必要だと考えた」と語った。
YCFLは8月から地域住民および生徒を対象に慰安婦イシューを知らせるキャンペーンをする計画だ。また慰安婦碑設置のためのデザイン公募展を開催し、10月のフォートリー地域のフェスティバルで設置基金募金活動も行う予定だ。慰安婦碑はフォートリーフリーダムパークに設置される予定だ。ここには韓国戦争(朝鮮戦争)参戦記念碑があり、慰安婦碑は参戦記念碑の後方に置かれるとみられる。
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