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<釜山モーターショー>現代車はラグジュアリー、ルノーサムスンは感性、韓国トヨタはエコ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

「2016釜山国際モーターショー」が釜山BEXCOで2日に開幕した。現代車の高級車ブランド「ジェネシス」の戦略担当マンフレッド・フィッツジェラルド専務(左)、ルク・ドンカーヴォルケ現代デザインセンター長(専務、右)が大型ラグジュアリーセダン「G80」(左側)と「G80スポーツ」を初めて公開した。G80は7月に国内で発売される予定。

2日、釜山海雲台(ヘウンデ)BEXCOに自動車業界の最高経営責任者(CEO)とスターマーケター・デザイナーが総出動した。この日開幕した釜山(プサン)国際モーターショーのプレスデーで各社の新製品を紹介するためだ。

この日最も注目を集めた車は初めて公開されたジェネシス「G80」だった。G80は第2世代ジェネシス(DH)のフェイスリフト(部分変更)モデル。内・外装デザインを改善し、ジェネシス「EQ900」に搭載した高速道路走行支援システム(HDA)、不注意運転警報システム(DAA)を適用した。ガソリンラムダ3.3ターボGDiエンジンを搭載して走行性能を強化した「G80スポーツ」も公開した。7月に国内で発売される予定だ。

G80を紹介したスターはマンフレッド・フィッツジェラルド・ジェネシス戦略担当専務だった。フィッツジェラルド専務は昨年12月に現代車に加わったマーケティング専門家。GMオペルとランボルギーニのほか、家電ブランドでもマーケティングで頭角を現した。フィッツジェラルド専務は「ジェネシスを早期にメルセデスベンツ・BMW・レクサスなどラグジュアリーブランドに定着させるのが最優先目標」と述べた。続いて「高級車の競争力を高める重要な要素はデザイン。ジェネシスのデザインを差別化し、高級車市場の変化を主導する」と語った。


スターデザイナーのルク・ドンカーヴォルケ現代デザインセンター長(専務)がその後に続いた。昨年12月に現代車に合流するまではベントレーのデザイン総括を務めていた。ベントレーのフライングスパー・ベンテイガ、ランボルギーニのディアブロ・ガヤルドなどの高級車がドンカーヴォルケ専務の代表作だ。

朴東勲(パク・ドンフン)ルノーサムスン車社長は下半期発売予定の野心作「QM6」を自ら紹介した。QM6は中型SUV「QM5」の後続作。欧州で人気のルノー「コレオス」をベースに開発された車だ。朴社長は「今まで『大きさ』が唯一の選択基準だった国内SUV市場で、QM6が『感性』という新しい選択基準を提示する」と述べた。支援に来たジル・ノルマン・ルノー副会長は「QM6はルノーサムスン器興(キフン)研究所で開発を主導し、釜山工場で生産する」とし「80カ国に輸出するグローバルSUV」と強調した。

超小型電気自動車「アイロード」を乗って現れた韓国トヨタの吉田明久社長は「未来・環境」を強調した。水素燃料電池自動車「MIRAI」も紹介した。吉田社長は「トヨタのハイブリッド車は21世紀に欠かせない、今後100年間続く技術」と述べた。



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