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<水泳>「五輪出場不可」朴泰桓、スポーツ仲裁裁判所に提訴していた

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

元水泳韓国代表の朴泰桓(パク・テファン)が2日、仁川市庁で行った記者会見で「水泳で国家に奉仕できるように一度だけチャンスを与えてほしい」と訴えながら土下座している。(写真=仁川市庁)

元水泳韓国代表の朴泰桓(パク・テファン、27)がすでに国際スポーツ仲裁裁判所(CAS)に仲裁を要請していたことが分かった。

朴泰桓のマネジメント会社チームGMP側は14日、大韓体育会国家代表選抜規定をめぐり先月26日にCASに提訴した、と明らかにした。チームGMPの関係者は「21日以内に提訴しなければいけないというCASの規定に基づき26日に書類を伝えた」と説明した。

大韓体育会は先月6日、第1回スポーツ公正委員会を開き、朴泰桓のオリンピック(五輪)出場の可否を決定できる国家代表選抜規定を改定しないことにした。こうした内容が公式に発表された日は翌日の先月7日。朴泰桓側は21日以内に提訴しない場合、機会を完全に失うかもしれないと判断し、CASに提訴した。しかし2日後の先月28日、CAS側に直ちに仲裁中止を申請し、現在、関連の案件は進展していない状態だ。


大韓体育会は「朴泰桓がCASに仲裁の申請をしたのは事実。大韓体育会と大韓水泳連盟を相手に提訴した。12日夜にCASから関連公文書を受けた」と関連内容を認めた。

CASは2011年10月、薬物服用で6カ月以上の制裁を受けた選手は次の五輪に出場できないと明らかにした。大韓体育会の関係者は「CASが朴泰桓の手をあげる場合には、その時になって判断する。いま話すことではない」と述べた。CASの判決に大韓体育会が必ず従わなければいけないわけではない。

朴泰桓は2014年9月、国際水泳連盟(FINA)が実施したドーピングテストで禁止薬物のテストステロン陽性反応を見せ、18カ月資格停止処分を受けた。3月2日付で懲戒が満了したが、「体育会および競技団体で禁止薬物を服用、薬物使用の許容またはそそのかす行為で懲戒処分を受け、懲戒が満了した日から3年が経過しない者は、代表選手および指導者活動をすることはできない」という国家代表選抜規定に基づき、リオデジャネイロ五輪の韓国代表に選抜されなかった。



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