フランス名門料理学校「エコール・フェランディ」に「韓食カリキュラム」が導入される意味を説明するパリ商工会議所のジャン・ポール・ヴェルメシュ議長。(写真=財団法人ミル)
「エコール・フェランディ」は1920年パリ商工会議所が開設した料理人養成プログラムが基礎となっている。現在も傘下機関として、3年過程を卒業すれば商工会議所が授与する学位が受られる。年間1500人程度の教育履修者のうち20%(約300人)が海外出身者で、実務中心の教育として名声が高い。仏レストランシェフに必須のフランス料理専門技術者資格証(CAP)試験合格率もトップクラスだ。卒業生は大統領官邸(エリーゼ宮)のコックや食品メーカーなど幅広い分野に進出している。
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