先月21日、ボルボ建設機械コリアの慶尚南道昌原(チャンウォン)工場。118万8000平方メートル(約36万坪)の敷地の巨大な工場は休む間もなく稼働していた。この工場は単一設備では世界最大規模の掘削機生産施設を備えている。最近の中国景気減速で他社が困難に直面しているのとは違い、仕事も多い。
ボルボ建設機械コリアは1998年にスウェーデン国籍のボルボグループが買収したサムスン重工業建設機械事業部門を母胎とする。買収当時670億ウォン台の赤字を出していた企業を2年で253億ウォンの黒字を出す企業に変えたことは有名だ。ボルボは財務構造改善のために9000万ドルを投資し、グループが持つグローバル流通網を通じてこの工場で生産される製品を販売した。
昨年の売上高は1兆5950億ウォン(約1500億円)と、買収当時に比べ4.3倍以上に増えた。ボルボ建設機械コリアの石衛洙(ソク・ウィス)代表(66)は「最近の中国景気減速などで売上増加傾向はやや弱まったが、国内で初めて仮想装備シミュレーションシステムを導入するなど設備投資も続けている」とし「厳しい時期でも雇用を維持することも経営目標の一つ」と紹介した。
このおかげで2010年に1458人だった同社の職員数は現在1549人(2月末基準)に増えている。同じ期間、協力会社も305社から358社に増えた。
京畿道城南(ソンナム)にあるGE超音波コリアの生産工場は、多国籍企業GEの超音波生産拠点のうち最も生産量が多い。昨年だけでも1万442台の各種超音波診断機器がここで生産され、うち95%が輸出された。
昨年の輸出額は2741億ウォンにのぼる。ここの職員(230人)はほとんどが韓国人だ。2003年以降、職員の数は2倍に増えた。職員全体の50%が研究開発(R&D)パートに属する。仕事も増えている。同社のオ・ドクファン専務は「2014年から超音波機器のほかデジタル乳房撮影機(マンモグラフィ)なども生産し、2018年ごろには生産量が従来の倍に増えるだろう」とし「仕事量が増え、最近は延べ面積5900平方メートル規模の建物を新築した」と紹介した。
<韓国経済を育てる外資企業>(上)ボルボ建設機械コリア、売上4倍成長(2)
ボルボ建設機械コリアは1998年にスウェーデン国籍のボルボグループが買収したサムスン重工業建設機械事業部門を母胎とする。買収当時670億ウォン台の赤字を出していた企業を2年で253億ウォンの黒字を出す企業に変えたことは有名だ。ボルボは財務構造改善のために9000万ドルを投資し、グループが持つグローバル流通網を通じてこの工場で生産される製品を販売した。
昨年の売上高は1兆5950億ウォン(約1500億円)と、買収当時に比べ4.3倍以上に増えた。ボルボ建設機械コリアの石衛洙(ソク・ウィス)代表(66)は「最近の中国景気減速などで売上増加傾向はやや弱まったが、国内で初めて仮想装備シミュレーションシステムを導入するなど設備投資も続けている」とし「厳しい時期でも雇用を維持することも経営目標の一つ」と紹介した。
このおかげで2010年に1458人だった同社の職員数は現在1549人(2月末基準)に増えている。同じ期間、協力会社も305社から358社に増えた。
京畿道城南(ソンナム)にあるGE超音波コリアの生産工場は、多国籍企業GEの超音波生産拠点のうち最も生産量が多い。昨年だけでも1万442台の各種超音波診断機器がここで生産され、うち95%が輸出された。
昨年の輸出額は2741億ウォンにのぼる。ここの職員(230人)はほとんどが韓国人だ。2003年以降、職員の数は2倍に増えた。職員全体の50%が研究開発(R&D)パートに属する。仕事も増えている。同社のオ・ドクファン専務は「2014年から超音波機器のほかデジタル乳房撮影機(マンモグラフィ)なども生産し、2018年ごろには生産量が従来の倍に増えるだろう」とし「仕事量が増え、最近は延べ面積5900平方メートル規模の建物を新築した」と紹介した。
<韓国経済を育てる外資企業>(上)ボルボ建設機械コリア、売上4倍成長(2)
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