俳優イ・ビョンホン側がジョン・ウー監督の新作映画への出演と関連し、シナリオ自体をまだ受け取っていないと明らかにした。

イ・ビョンホンの所属事務所関係者は４日午後、韓国ニッカンスポーツの取材に対し、「ジョン・ウー監督の新作映画に関しては、制作会社側とスケジュールを見てみる程度で話をしている」とし「シナリオはまだ受け取っておらず詳細までチェックできていない状況だ。４月中に台本を受け取ることになっている。その後に出演をどうするか決めると思われる」と話した。

これに先立ち、複数の中国メディアはこの日、イ・ビョンホンがジョン・ウー監督の新作『逮捕』（仮題）の主演にキャスティングされる可能性が非常に高いと伝えた。


『逮捕』の原作は１９７６年に日本で製作されたヒット映画『君よ憤怒の河を渉れ』だ。真面目で善良な検事が突然犯罪者として罪を着せられ、警察の追跡を避けていく一方で自身がなぜこのような事件に巻き込まれたのか、その背景を緻密に暴いていくというあらすじだ。今回は香港のエンターテインメント企業「メディアアジアグループ」が制作を引き受ける。

一方、中国メディアはイ・ビョンホンの『逮捕』の出演の便りとともに彼がメディアアジアグループとまもなく契約を交わすだろうと付け加えた。これと関連し、イ・ビョンホンの所属事務所側は「シナリオを受け取ることにしたこと以外、いかなる話も行き来していない」としている。