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北朝鮮、「米国本土攻撃」威嚇しながらも「交渉が解決策」…国防委報道官談話

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮が国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議案(2270号)採択(3月3日)から1カ月を迎えた3日、国防委員会報道官名義の談話を発表し、「野蛮な超強度制裁は主体朝鮮を自立・自力・自強の偉大な強国に変化させた」と主張した。

北朝鮮は国防委報道官の談話で、「米国と敵対勢力の狂気じみた対朝鮮圧殺騒動は空前絶後の状況に達した」としながらも「実際、我々にとって『制裁』という言葉は空気のように慣れたものだ」と豪語した。また1695号、1718号、1874号、2087号、2094号、2270号など、今までに国連が出した対北朝鮮制裁決議案の事例を一つ一つ取り上げた。

北朝鮮は「名分も、根拠も、妥当性も全くない制裁の凶悪な魔手は、我々が食べて着て使って暮らすそのすべてのものに深々と広がった」とし「世間を知らない子どもの遊び道具や『住民生計分野』も制裁の主な対象になった」と主張した。


1カ月前に採択された国連の対北朝鮮制裁決議案2270号は「住民の生活と直結する民生分野」は例外としたが、北朝鮮がこれとは違う主張をしながら制裁の不当性を強調したのだ。

続いて「わが共和国を軍事的に圧殺しようとする米帝の対朝鮮侵略戦争騒動は、米国本土を任意の時に核報復打撃にあうことができる最悪の危機状況に追い込んだ」と威嚇した。

北朝鮮は「常時の軍事的圧殺攻勢は不可抗力的な軍事的対応措置を誘発させる」とし「人を呪って墓穴をほるという朝鮮のことわざそのものだ」と主張した。続いて「米国が我々に対する力の誇示にすがるほど、米国本土を核惨禍の中に追い込み、この惑星で支離滅裂する道を操り上げることになる」と主張した。

北朝鮮はその一方で「交渉」を取り上げた。「一方的な制裁より安定維持が急務であり、軍事的圧迫より交渉の準備が根本的な解決策であり、つまらない制度の転覆より無条件の認定と協力が出路(出口)という世論が大きく形成されている」と述べながらだ。

統一研究院のホン・ウテク研究委員は「北が強対強の局面の中でも融和的なジェスチャーをするのは南の葛藤を狙う以前からの両面戦術」とし「北のこうした態度を重く受け止める必要はない」と話した。



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